こんばんは。
今回の覚書きは、今度採用する『新しいグラス・コーティング』施工レポートです。
さて、今日のお客様は『レクサスGS350Fスポーツ』さん・・・(^^)
もちろん、オーナー様のご自宅へお伺いしての出張作業です。
じつはオーナー様、ウチの『セドリックちゃん』の輝きに対抗心メラメラ・・・(笑)
『同じ「白系」としての目標にある・・・』と仰る。
『セドリックちゃん』の現状は、7層のグラス・コーティング施工で、
カッチリ仕上がっています(^^)v
昨年、コーティング施工してからは、いつものように『カー・カバー』を被っていまして、
たまに気が付いた時、洗車をする程度なので、神経質に何かをしている訳ではありません。
ハイ、今日の『レクサス GS350 Fスポーツ』さん
今現在は、1層目のグラス・コーティングを終えてから、まだ1週間目なんですが・・・
『いち早く、「セドリックちゃん」を追い抜いてやりたい!』というオーナー様の意思の元、
今回2度目の施工になりました(^^;)
レクサスの塗装品質と、コーティング性能のチカラで美しく仕上がっています・・・。
オーナー様が、この『レクサスGS350Fスポーツ』さんを購入された当時、
全く別のグラス・コーティングを施工していたんですがね・・・。
同じようにコーティングが掛かっている『セドリックちゃん』とは、
輝きが違う事に違和感を感じていた・・・との事。
過日、元々掛かっていたコーティングを溶かし落として、
1層目の『グラス・コーティング』を施工しました。
当然、施工前に磨きもしっかりしていますから、コーティング剤のノリも良いです。
要は下地が大事なんです・・・しっかり不純物を取り除き、磨いてありますので・・・
完成時には、期待を超える仕上がりになるんです。
そして、今回の施工で2層目となります・・・
1週間前に施工したコーティング剤とは違う、新しいコーティング剤で施工します。
何か・・・このままでも、充分な気がするんですけどね・・・(^^)
今から、鉄粉除去作業を含めた洗車・磨き作業で以て、
1層目の輝きと、膜厚感の『一番美味しい』ところを引き出してあげるワケです\(^^;)
申し訳ありません・・・助手が居れば作業途中のお写真を撮影してもらいますが、
時間が無い中での、私1人の作業ですから、ご勘弁下さいませ・・・m(_)m
別に作業の工程を隠している訳じゃないですよ・・・(笑)
いつも通り、『鉄粉除去作業』『洗車』の後に『ボディー磨き作業』『脱脂』をしています。
お写真は下地を整えた作業後になります。 まるで『ゆで卵』みたいでしょ?(*^^*)
もう既に、前回施工した『グラス・コーティング』がイイ仕事をしてくれています・・・。
今回は、この上に2層目を施工しようという訳です(^^)
キレイになった姿に、新しいコーティング剤『PRO-Style BEAM3』を施工して行きます。
『レクサスGS350Fスポーツ』さんの塗色は【ホワイトノーヴァガラスフレーク】
さて、どんな仕上がりになるんでしょう・・・?
『ガラスフレーク塗装車』には初めて施工するものですから、
施工している私自身も、傍で見守っているオーナー様もワクワクします (*^^*)
コーティング剤の塗り込みを終わって、乾燥工程に入りました。
完成するまで、ちょっと余談になりますが・・・
ウチの『クラウン アスリート ターボ』に、新しく採用する『PRO-Style BEAM3』を
テスト施工しました・・・。
サンプルとしての仕上がりを、ちょっとお見せしましょう・・・
かなり『鮮明』な仕上がりになりました。
重ね掛けのサンプルとして、『クラウン アスリート ターボ』を使っています。
確かに、街で見掛ける『プレシャス シルバー』の『210系クラウン』を観察していますが、
比べてみると、やはり『深み』と『クッキリ感』『ヌラヌラ感』が違うんです・・・。
『PRO-Style BEAM3』半端ではない膜厚感です・・・
目論見通り、施工実験車として『プレシャス シルバー』にしてホント良かったです(^^)v
上のお写真はカーポートの中で、少々の日陰になりますが・・・
結構、イイ仕上がりになっています。
ウチのは淡色車ですが、コレが濃色車だったら・・・どんな感じになるか?
だいたいの想像が付きますよね・・・。
それじゃ・・・この『プレシャス シルバー』の場合、
日陰になると、どんな見え方になるのか?
まぁ、コレだと軽い日陰ですから、まだよく分からないですかねぇ・・・\(^^;)
仮にそうであっても、色味を楽しめるし、そんなに悪い印象は受けないハズです(^^)
うん・・・でも、これは充分に期待出来ますよ。
無事に完成した『レクサス GS350 Fスポーツ』さん。\(^^)/
コーティング剤の塗り込みが終わってから、1時間半後・・・
余剰成分の拭き上げを終えた後の姿を観てみましょう・・・
夕方頃になれば、淡色車はもっと色気のある姿に変身しちゃうんですが、
明るい昼間だと、訴求力が無いのが白系・パールホワイトの弱点なんですよね・・・。
これから、観る角度を変えてレポートさせて戴きます・・・一緒に観て行きましょう!
こうやって観ると、シルバーメタリック塗装でも、悪くないでしょ?(^^)
オーナー様のご要望もあり、コーティング剤を厚目に施工した直後なので、
まだ完全硬化までには、少し時間が掛かります。
2時間近く経った初期硬化だけでも、カッチリ感が出ています。
コチラは、ほぼ同じアングルで撮った ウチの『クラウン アスリート ターボ』ですが・・・
ひと足先に施工している分、完成後の質感がサンプルとして、ご理解して戴けたようです。
私は10年前まで、何種類かの『グラス・コーティング剤』を持っていました。
お客様のご要望、ご予算に合わせて取り揃えていましたが、
なかなか、私が求める『本質』に合うモノがありませんでした。
消去法で、徐々に使う銘柄を減らして行きましてね・・・
約9年近く前から、このコーティングシリーズ一筋で勝負しています。
施工にはたっぷり時間を掛けます・・・やはりイイもの残したいですからね・・・。
作業的に一切の失敗が無いのと、お客様が今までに見た事が無い仕上がりに
満足して戴いている・・・その安心感の中で施工しています。
もっと、強く輝かせたい・・・その夢を叶える。
『PRO-Style BEAM3』 私、強い武器を手にしました・・・。
この日は気温も高く、風が吹いていましたので硬化が促進されます。
この雰囲気じゃ・・・『また掛ける!』なんて言われそうな気がする・・・。\(^^;)
あぁ、『セドリックちゃん』危うし・・・。
『クラウン アスリート ターボ』の方は、1週間程早く施工しているので硬化が進み、
独特の膜厚感とカッチリ感が出ています・・・
また1ヶ月も経つ頃には、もっと変っていますよ・・・。
きっと、この『レクサス GS350 Fスポーツ』さんも、
グラス・コーティング膜が硬化して、特別な輝きを纏います。
テールレンズについても、同じ『グラス・コーティング剤』で施工してあります・・・
光劣化・熱劣化を抑えられます。
アルミホイールにも、『グラス・コーティング』を施工しています。
汚れが付き難いという大きな利点があります。
やはり、『泥汚れ』『ブレーキダスト』も水洗いでキレイになります。
いつも通り、タイヤに関しては『タイヤ・コーティング』を施工してありますよ。
道路を挟んでお向かいさんの外壁がクッキリ。
コーティングの膜厚感があるのに、深い透明感のある仕上がりに・・・。
濃いガンメタに塗装されている『リヤ アンダーパネル』にも、
強い存在感が出て来ました。
クルマ全体が、ガンメタ塗装車なら・・・
誰もが振り返ってしまうくらいの仕上がりに出来ます(^^)v
少しずつ陽が落ちて・・・
ボディーのプレスラインに陰影が出て来ましたよ(^^)v
かなり、ボディーのエッジが表現された仕上がりになります。
この『カッチリ』の中にある『みずみずしさ』が伝わると良いんですけどね・・・。
今までアップしたのは、施工直後の姿ですから、
硬化が促進した姿は、また後日レポートさせて戴きますね・・・。
因みに、オーナー様は今回の『施工前』と『施工後』の違いについては、
施工作業中に観察されていた事で、よくご理解下さいました・・・。
『レクサスGS350Fスポーツ』さんの施工が終わって帰って来ました・・・。
午後、夕方になるとウチの前は日陰になります。
日陰で観る姿には、ボディーの陰影がハッキリ浮き出て来ます。
でもねぇ・・・お写真だと、質感が落ちてしまうのが残念なんですよね・・・。(ーー;)
以前施工していた『グラス・コーティング剤』と比べると、
周りの色を抱き込んだ時の発色と、深い透明度が格段に増しました。
雨が降っても汚れ難いんですよ・・・コレは屋外駐車のクルマには大変有難いです。
私のお客様にリピーターが多いのは、1層掛けでキレイになっているの姿を見て、
『今以上に、もっと輝かないのか・・・?』というお話しを戴く事が多かったからです。
コーティング性能試験も兼ねて・・・今までに新車の『セドリックちゃん』や、
今年で20年目を迎える経年車の『影武者』、その他の子達にも施工して来ました・・・(^^)
新車だからとか、高級車だからこの輝きなんだ。じゃなくて・・・
軽トラックや、乗用車でも、大型トラック、クレーン車でも、はたまた鉄道車両であっても。
皆、ウチの子達と同じ輝きを纏えます。
また、もう1層掛けてしまおうかなぁ・・・(笑)
ボディーグラスコーティング施工後に起こるトラブル・・・
特有の『ウォータースポット』も出来難いです。
完全な日陰での1枚。
『あぁ、やっぱり間違いないな・・・。』
個人的に、この仕事をやっていて良かったなぁ・・・と想えた瞬間です。
それと同時に、自分の技術をさらに『進化・深化』させられる確信を得た気がしました。
時代が変って、液剤・コーティング剤がどれだけ進歩しても、
自分の信念が無かったり、技術向上を諦めてしまったら、反映させる事は出来ません。
そう、施工した事実は残っても、効果は半減してしまうんです。
1台1台、想いを籠めて仕上げるのは、それなりに大変です。
使い方や稼働地域が違えば、各クルマの傷み方、劣化具合いも全く違います。
それを同じ品質、完成度で仕上げるのは簡単な事ではありません。
でも、その発狂してしまいそうになる苦しさを超えた時に・・・
やっと出合えるオーナー様の驚きと笑顔と・・・クルマの輝き。
ほんの一瞬の事かも知れませんが、
その一瞬を強く感じたくてこの仕事続けているんだ・・・。
やっぱりオレは、この仕事・・・好きなんだ。
その事を、再び学びました・・・。
またね(^^)/