こんばんは。
ウチの子達に『無交換式オイルフィルター PECS(ペックス)』を入れました。
その中でも一番の働き頭の『影武者』が装着から1,000kmを迎えました。
以前のブログでも書かせて戴きましたが、装着から300km走行までの間は、
一般道や高速道路走行中に、その効果を実感して行く事が出来ます。
「いつもなら、この回転域でこんな音がしていたのに・・・消えてるなぁ~」
「いつものアクセル開度で、500回転も多くエンジンが回るのか。」
こんな違いを体感して来ました。
それは、ウチの『クリスティーン』『影武者』『セドリックちゃん』も皆一緒です。
メーカーが違うからとか、年式が新しい・古い等の関係はありませんでした。
今回は、「あれ、PECSってどうなの?ブログ読んでたら気になっちゃってさぁ~」
こんなお話しをして下さる方がおられましたので、細かくお話しする事にしましょう。
ウチの子達は全車にPECSの装着を完了していますので、
丁度、エンジン・オイル、オイル・フィルターの交換時期に入っていた実家のクルマ
『NV350キャラバン君』で、お話しして行きましょうかね・・・。
PECS装着から丁度1,000kmを迎えた『影武者』と入れ換えで、
『NV350キャラバン君』を引き取りました・・・
平均燃費、速度をリセットして・・・今の状態でどれくらい走ってくれるのか?
どんな運転フィーリングなのかを確認しておく事にします・・・(^^)
22,284kmでリセットしてから、20km走行してお写真の燃費9.7km/L。
ちなみに、この『NV350キャラバン君』はディーゼルの4WD車です。
徐々に燃費は上がり始めました・・・
もちろん、フロントもリヤもエアコンは作動しています。
別にフルタイム4WDではないんですが、加速時にイヤな微振動を感じました。
当然、2WDの状態で走行しています。
一度、自分のウチへ帰宅する前に軽油を満タンにして、再度テスト走行する事にしました。
再走行テスト・・・約10km走行して燃費は12.1km/L。
悪くないね・・・
むしろ、良い方なのかも知れませんね。
今回の一番イイ燃費記録です・・・。
自分が毎日乗っているクルマではないので、正直わからないですが・・・\(^^;)
『クリスティーン』より重いクルマですから、けして悪い数字じゃないでしょう・・・。
そして翌日・・・秘密の作業場に持って来ました・・・(笑)
新車時に『与力・コーティング』を施工してから、
ほとんど洗ってもらっていない『NV350キャラバン君』(TT)
それでも、3m位離れて見ると・・・汚さを感じない状態です。
まぁ、コーティング施工しておいて良かったんでしょうね・・・。
近いうちに、ボディ・メンテナンス作業してあげる事にしましょう・・・\(^^;)
すぐ、元通りのキレイな姿になります・・・。
さて、エンジン・オイルの交換と、PECSの装着作業に入ります。
助手席側のシートを跳ね上げて、エンジン・ルームを露出させます。
『トヨタ ハイエース』や軽ワゴン・軽バン等のワンボックス車の場合は、
座席を跳ね上げ、こうしてエンジン・ルームの点検や整備を行います。
※知っている方からは「そんなの当然だろ?」と言われてしまいますが、
クルマの事にあまり明るくない方も読んで下さっているので、あえて書かせて戴きますね(^^)
このエンジンは『YD25DDTi』エンジンです。
YD25DDTi
■ 総排気量2.488L
■ 最高出力95kW(129PS)/ 3200rpm
■ 最大トルク356N・m(36.3kgf・m)/1400-2000rpm
ちゃんと、シリアルナンバー付で管理されています。
毎度書かせて戴いていますが、通常のオイル・フィルターよりも重いんです。
もちろん、内部は特殊配列がなされている永久磁石ですから。
折りたたまれた『濾紙』は何処にも入っていません。
英文でも説明が書かれていますから、世界的に出ている商品だという事が分かります。
中には、『取り扱い説明』と『保証書』が入っています。
『取り扱い説明』、『保証書』の下には、『交換不要のシール』と・・・
『PECS』に付けるガスケット(パッキン)が別に入っています。
コレが、『PECS』本体です。
薄手ながら、しっかりした硬い箱に入っています。
ウチは、いつも『上抜き』でオイルを排出させています。
自分の土地ではないですし、うっかりミスで汚す事は出来ません。
私はそんなに手際が良い訳ではなので、作業時間が掛かります・・・。
まぁ、急ぐ作業は嫌いなので、ゆっくり丁寧・確実に手を入れています・・・。
今までの吸い出しポンプは、パッキンが劣化してしまいましたので、
新しく、ポンプを買いました・・・今度のポンプは9リットルタイプなので、
エンジン・オイルの量が多くても、1度の作業で行けます(^^)
今のところ、『NV350キャラバン君』がエンジン・オイル交換量が多いです。
日産純正ディーゼルオイル(鉱物油)を使っています・・・。
さて、コチラは『オイル・フィルターさん』の作業部屋・・・。
運転席の下にある感じです・・・運転席裏のフロアカーペットを捲ると点検・交換口が・・・
ちょっと、お邪魔してみましょう・・・(^^)
ゴメンくださぁ~い \(^^;)
おぉ、真っ黒になって頑張ってくれています・・・(違)
約5,000km、お疲れさまでしたねぇ・・・(^^;)
『オイル・フィルターさん』を解雇して・・・
いつも、すぐに見られる所じゃありませんからね。
ちょっと、アップで撮ってみましょう。
『PECS』を入れてしまうと、もう暫くは見る事はありません・・・。
『ガスケット(パッキン)』は、このように嵌め込みます。
新しいエンジン・オイルを『ガスケット(パッキン)』に塗り込んで嵌め込んでいます。
結構、『ひたひた』に塗り込んでます(笑)
従来の『オイル・フィルター』と比べると、とてもコンパクトです。
「宜しくお願いしますね・・・」いつも無意識に言葉が出ちゃいます(笑)
こうやって見ると、そのコンパクトさがよく分かります。
考え過ぎ・・・?かも知れませんが、これだけコンパクトになると、
周りのゴム配管類に熱が入らないようになる分、劣化も抑えられるんじゃないかな?
限られたスペースの中でギッチリ納められたエンジン・ルーム。
放熱という課題をクリアするのも大変なんだろうな・・・と考えさせられますね。
人間ってスゴいモノ作るよなぁ・・・とても感心させられます・・・。
人間が持っている技術に感激、感心させられながら新しいエンジン・オイルを充填します。
まず、ムリせず3.5リッターを充填します。
ゆっくり・・・飲ませてあげるように充填します・・・(*^^*)
私にとって、この瞬間が一番楽しい時です・・・(笑)
『NV350キャラバン君』も喜んでくれている・・・ハズ \(^^;)ゞ
2回目の充填です・・・4リッターでも大丈夫そうです。
蛇腹ホースが短いので、今度は長いのを用意しておく事にしましょう・・・。
そう、あふれる愛情を流し込んであげるつもりで充填してあげます・・・。
『PECS』を入れているウチの子達の走りを体感してしまうと、
装着していないクルマを運転した時、エンジン回転の抵抗感を強く感じるようになりました。
人によっての感じ方もあると思いますが、日常使用の中で意識していなくても、
エンジンを虐めているようにさえ、心苦しく想えて来ました・・・。
いくら、高価なエンジン・オイルを充填しても、高性能なエンジン添加剤を入れても、
金属の摩擦によって生じる金属摩耗粉の根本的な害からは逃れられない訳で、
その大元である鉄粉を『PECS』によって、金属摩擦のダメージを軽減させられると
なれば、その後の効果は極めて大きいと思いました。
濾紙タイプのオイル・フィルターが悪いというのではなく、
濾紙でも捕りきれない微細な鉄粉をも捕りきれる『PECS』なら、有効性が高くなり、
よりメンテナンスに掛かる時間、費用、手間を省いて、気持ち良くクルマと付き合える。
高性能なエンジン・オイルを充填しても、その性能を発揮させてあげる『お膳立て』をして
あげられるのかなぁ・・・と感じました。
最後、キレイに充填口を拭いてあげて・・・
新しいエンジン・オイルに期待を籠めながら、
甘美なチカラ加減でキャップを閉めました・・・(^^)
ハイ、エンジン始動! とは言っても、お写真じゃ分からないですよね・・・\(^^;)
とっても、静かな音になりました(^^)
コレなら、分かるか・・・ファンが回っているところを・・・1枚(^^)
淡黄色のぼやけているとこね・・・(^^)
1度エンジンを停止させて、オイルのレベルを確認します・・・。
もう1回確認します・・・え?しつこいって・・・(^^;)
無事に、エンジン・オイル交換及び、『PECS』装着が完了しました。
この後、すぐに『NV350キャラバン君』の出勤時間が近付いて来ましたので、
実家への回送に出ました・・・。
ウチから実家までは7km。
その距離では大きな変化は分かりませんが、エンジンの回転に抵抗感が無くなったのは、
いつもの事ながら分かりました。
濾紙のフィルターが抵抗の原因になっているのは事実ですからね。
しかし、長い坂道を上って行く時の走りが軽くなり、
クルマが意思を持って上るかのような、グイグイと前に出る走りを体感しました。
その感覚は、このブログを書いている今も強く印象に残っています。
実家に預けておいた『影武者』に乗り換えて、
これから、お客様のところへ『PECS』をお届けに行きます・・・。
丁度、1,000km走りました。
20,000km台で、マイクロロンを入れてあげた事も良かったと思いますが、
『PECS』を装着した事で、より滑らかなエンジンになったと実感しています。
1,000km走った現在で気付いた事は、エンジン内部に摩擦抵抗が無い分、
エンジン・ブレーキの効きが薄れるようです。
やはり、『PECS』の効果があるという訳なんですね。
加速時に実感する事は多くあっても、止まる時も実感出来るというのは、
なかなか多くある事じゃありません。
思い返してみると、『クリスティーン』『影武者』『セドリックちゃん』も同じ、
いつもの距離感、操作感でブレーキを踏んでも、エンジン内部に抵抗が無い分、
クルマは余計に前に出ます・・・なので、早めのブレーキ操作が必要ですね。
エンジン・ブレーキも早めに利かせるようにしないと・・・(^^;)
まぁ、慣れれば問題はありませんから、心配は要りません・・・。
日常から、強く・強めにブレーキを踏んでいる方なら問題はありません。
これからも、走行距離を重ねた経過レポート書いて行きますので、
『PECS』に関心がある方は、是非楽しみになさっていて下さい・・・(^^)/
またね(^^)/