こんばんは。
ここ数日、連発でアップしていますが、11日(日)の深夜から神戸に行くので、
溜まっているお話しの在庫一掃アップです・・・(^^;)ゞ
今回は11月3日(土)のお話しです。
翌11月4日(日)に開催される【ハチマルミーティング2018】に出るという
『レガベぇ~さん』
作業したのは10月11日(木) のこと・・・。
そこから約3週間ちょっとが経過しました。
オフ会に向かう道中も、ずっと雨模様だったそうで、晴れている時が無かったみたい。
それでも、上のお写真のように『汚い』という感じは一切無く・・・
『作業完了しました。』と言っても「ウソォ~?」とは思われない程のキレイさをキープ。
せいぜい、タイヤハウス内、サイドステップの先端・後端辺りに泥が跳ねた跡が残った程度。
今回のメンテナンスまでは、水洗い等の洗車は一切していないとの事・・・。
『汚れないクルマ』が完成したと言ってもイイかも知れません・・・。
早速、『洗車・ヒーリング』開始です!
水の弾き具合は・・・強撥水、まるで蓮の葉に雨が当たって流れるかのよう・・・。
『レガベぇ~さん』のオーナー『たけダスさん』と顔を見合わせて笑うしかありません(^^)
洗ってはいますが、『洗う』と言えるか?と言うくらいのチカラ加減で十分です。
マイクロファイバークロスに、たっぷりの水を含ませて・・・流す。
スルスル流れて行く汚れ・・・その『汚れ』も汚れと判断するには難しい程でした。
水滴の拭き上げも少ないので、スイスイ サクサク・・・
1時間も要らないくらいで『洗車・ヒーリング』終了・・・
洗車する時とは・・・ほとんど変わらない仕上がり (ーー;)
キレイなんだけど・・・あまり『おぉ、キレイになった~!』という感動が無いですね。
『最上級のキレイさ』という領域に入っているので、仕方ないんですね・・・。
汚れないクルマ・・・。
もう、コレ以上は無いなぁ・・・という感じです。
『レガベぇ~さん』は、新車登録から今年16年目なんですって・・・。
16年目の富士重工の塗装・・・新車時からのオリジナル塗装にしては完璧過ぎです。
『レガベぇ~さん』は、当たり車だったと思います。
一番最初に手を掛けさせて戴いた当時、『たけダスさん』の入念なお手入れにより、
キレイな状態を保った個体でしたが、『自分ではもう限界、ここから先を頼む!』と、
バトンを受け取った私・・・。
今まで手を掛けて来られた分、全てをリセットする事から始まりました・・・。
作業条件も内容も、結構厳しかった記憶しか残っていません・・・。
屋根無し、気温35℃の直射日光の下で作業でしたからねぇ・・・。
塗装面に全体的なウォータースポット、塗装の陥没等がありました。
深い深い磨きを進めて行く中で、『もしかしたら、塗装を捲ってしまうかも・・・』という
緊迫の場面もありました。
オーナーの『たけダスさん』の目の前でね・・・
そんな状況下でも、反発する事も無く身を委ねてくれた『レガベぇ~さん』
その後、何層もコーティングを施工する事で塗装の延命を図って来ました。
お仕事でも趣味でも、今までにたくさんのクルマを観て来ている『たけダスさん』
私よりも、クルマの事を知っている方です・・・
いや、本当に・・・あの時はプレッシャーでした(ーー;)
今となっては笑い話ですが・・・(^^)
空調が万全な店舗内、ピット場内で作業するのとは訳が違います。
刻々と天候・日射・気温が変わる屋外での作業ですから尚更です。
やはり、『磨く』という技術力を鍛えてくれたのは、
『レガベぇ~さん』だったと、私は感謝しています。
そこから飛躍的に『腕、感覚、感性』が一気に向上しましたね・・・。
『研ぎ澄ます』という学びを得た訳です。
それ以降、作業して行くクルマ全てに反映させて来ました。
たぶん、これからもこのやり方は変わらないです。
過酷だから、考えるんだと思いますから・・・。
『もうちょっと、何とか出来ると思うんで・・・』
コレ、私の口癖・・・。
限界だと感じていても、この言葉で余裕を作って居るんでしょうね。
たぶん、この言葉が出て来なくなったら、私の終わりです。
みんなに愛されるキレイなクルマを・・・
『あのクルマ、何か違うよね・・・』
そう・・・クルマを知らない、興味が無い人でも、そんな風に感じさせてしまう・・・。
キレイなクルマを・・・。
日本中、何処で作業しても変わらない『与力クオリティー』を実践して行こうと思います。
これからも・・・
ずっと。
またね(^^)/