こんばんは。
今日は、少しばかり感傷的な筆頭与力です・・・。
ウチのセドリックちゃんと生活を共にしてから、半年が過ぎ去りました。
ここ数日の間、「人生で、最初の新車」を想い出し、感傷に浸っています。
私が、初めて買った新車は「Y33型レパード」でした。
あの横一文字テールランプが大のお気に入りで、自慢の1台だったんです。
買ったのは平成10年5月・・・色は新色の♯KR4ソニックシルバーのターボモデル「XV」
※写真は色・グレード違いですが・・・
ある日、親戚の家へ出掛けた時、駐車場所が悪かった為、気が付かないうちに、
運転席側のリヤ・クウォーターパネルの下部を、植え込みの枝で傷付けてしまっていました。
たった10cmの線キズでしたが・・・。
翌日、洗車していた時、キズに気が付き、かなり辛かったですが、
自分でタッチペンで補修を・・・と、思いましたが・・・
さすがに新車のボデーに、手を掛ける気持ちにならず・・・。
日産のディーラーへ修理を依頼しました。 ←コレが大変な事に・・・。
1回目の修理で、色違い・・・。
2回目の再修理で、磨き残した上にクリヤ塗装でクレーム修理。
3回目の再々修理で、塗装面が粗い「ゆず肌」状態で、再び色違い・・・。
その後、作業員のケアレスミス等で、計7回の塗装修理をするハメに・・・。
最後は、何を思ったのか、運転席側の側面半分を塗装される始末・・・。
色が合っていれば、文句も言いませんが、フロント半分「元のソニックシルバー」
リア・ドアから後半分が「プラチナシルバー」になって帰って来ました・・・。
もう、大泣きしました・・・惨めでした・・・
「オレのクルマ、塗り絵じゃないんだよ・・・。」
「レパード」が可哀想でなりませんでしたし、無惨過ぎて・・・。
そんな言葉しか出ませんでした・・・。
その後、ディーラーとの話し合い等を、重ねて来ましたが・・・。
埒が明かず、当時、発売し始めた前期型17系クラウンアスリートVを買う事にしました。
私、そこから変わりました・・・。
線キズを専門に研究して、補修する技術を体得したのです。
「レパード」に対する贖いと、もう誰にも触らせたくないという想いが、より強くなりました。
今の自分なら、自分自身の手で補修してあげらるのに・・・と、深く反省しています。
たった10cmの線キズが、私に与えた「反省と、学び・・・。」
今の仕事に繋がる礎になってくれた事は、言うまでもありません・・・(合掌)
「当時、あなたを助けてあげられなくて、本当に、ごめんなさい・・・。」
「でも、あなたを助けてあげられなかった分、
私は、「クルマ」というあなたの仲間を助けます。」
こんな事、言えた義理ではないんだけど・・・、あの俊敏なフットワークのままで、
今も、何処かで元気にしていてくれたら、本当にうれしいなぁ・・・。(T T)
そう、今でも信じています・・・(合掌)