こんばんは。
世の中、『新商品』と言われるモノは、それなりに進化していますが、
当然、それを扱う人間の技術も、進化しなくてはなりません・・・。
お客様からは「与力さんのお仕事は、外装のコーティングだけですか・・・?」
というお話しをよくされますが・・・もちろん車内をキレイにするのもお仕事です。
今回のサンプルは『Y51 フーガ』さんで仕上げてみようと思います・・・。
作業着で乗る事が多いですからね・・・本革シートが汚れちゃいますので。
ウチの『Y51 フーガ』は黒の本革シートですから、汚れが目立ち難いというのが利点です。
同じ本革シートのクルマでも、アイボリーやシルバーだと、汚れが目立ちますしね・・・
手入れが悪いと、リセール価格に影響が出ます。
クルマを買う時に本革シートを選ぶなら『黒』にしておいた方が無難です。
そうですねぇ~今の私は・・・
キレイに出来る技術があるので、『黒』『アイボリー』『シルバー』どれでもイイです。
今回は、『本革シートにガラスコーティング』を施工する作業です(^^)v
さて、1人作業なので途中の工程は割愛しましたが、作業としては単純です・・・。
まず、洗浄剤でキレイに汚れを落として、洗浄剤の成分等をシートに残さないように、
しっかり拭き上げます・・・。
簡単に説明すると、こんな感じですが・・・
シートの継ぎ目や玉縁の部分はブラシで、汚れを掻き出して掃除しておかなきゃダメです。
ちゃんとキレイにしないと、その汚れ自体もコーティングしてしまいますから・・・\(^^;)
丁寧にお掃除しておきましょう・・・(^^)
単純とは言っても、結構時間は掛かりますし、細かい作業ですよ・・・。
シートの革自体を乾燥させてから、『シート用ガラスコーティング』を施工して行きます。
革に『ガラスコーティング剤』を塗り込んで乾燥させた状態です・・・。
『テカテカ』にはなりませんが、落ち着いた感じの光沢が出ます。
しっかり定着すると、嫌みが無い『スベスベ』になり、乗り降りがラクになりますよ。
自分でも、乗り降りで試してみましたが、「あぁ、違うねぇ~」と納得しました。
『本革シート』で滑るのが嫌いな方が居られますが・・・
大丈夫です・・・そこまで運転中までも『ツルツル』滑りませんから。
後席にも、キレイに掃除した後『ガラスコーティング剤』を塗り込みました・・・。
『黒』ですから、ホコリが目立ちますが、コーティング施工後は『ササッ』と乾いたタオルで
なすくってしまえば、キレイになりますね・・・。
エアーブロアが出来る環境なら、尚更イイでしょうね。
じつは、1年前に『クリスティーン』の黒革シートにも、『本革シートコーティング』を
施工していました・・・今回のモノと同じ『ガラスコーティング』ではありませんで、
『特殊樹脂タイプ』ですが、現在もしっかり定着しており、変色や退色等ありません。
なにしろ掃除がラクです・・・(^^)v
オマケに、ステアリングに付いてしまう皮脂の『テカテカ』も、よく抑えられています。
お子さんを乗せて、靴の泥で汚された・・・とか、飲みこぼし・食べこぼし・・・の
掃除なんかも、ラクになりますね・・・。
本革の表皮が『サラっ』としていて、後席の乗降性も良くなりましたよ・・・。
今のところ、お客様を後席にお乗せするお仕事はありません・・・。
だから、今のうちに作業しておいた・・・というのがホンネです(笑)
いろいろ、効率の良い作業手順だとか、洗浄薬剤の量とかを検討して行きながら、
お仕事一連の組み立てしています・・・。
ほぼ出張作業がメインですからね・・・お客様の所でモタモタしていられませんので。
【本革シートのガラスコーティング施工価格】(3年保証付) ※シート色は関係無し
新車の本革シート1脚で ¥19,800(税込)、フロント2脚で ¥35,640(税込)
4ドアセダン1台分で ¥71,280(税込)
既販車のシートの場合、または汚れが酷い場合 <要見積り>
作業時間、作業工程、保証期間なんかを考えると・・・コレがベースになるかな。
美装を、30,000kmまでには何とか完成させたいなぁ・・・と思っていましたが、
ちょっとムリみたいねぇ~(^^;)
まぁ、焦らず・・・ゆっくりといったところでしょうかね・・・。
次は、窓ガラスの『撥水コーティング』か、『アルミホイールのガラスコーティング施工』を
やりましょうかね・・・
いずれにしても、ここ最近は1日2日おきの雨という天候不良なので、
なかなか、作業時間の調整がつかないのは苦しいですね・・・。
様子を見ながら、頑張ってやります・・・。
またね(^^)/