こんばんは。
心身共にピリッとする涼しさに笑顔になります・・・(^^)
しかし、雨降りが多いのには少々困ります。
ホントは、9月末頃に1台『グラス・コーティング』を施工する予定になっていましたが、
天候不良により、2度ほど延期になっていました。
今回作業を承ったのは、平成14年式『スバル レガシィB4』の『レガベぇ~さん』
今まで、旧タイプの『PRO-2』を6層施工して来た お友達のたけダスさんの愛機です。
新しく出た『PRO-3』を施工して下さいとの事で、今回の作業になりました(^^)
天候がまだアヤシイ~んですがね・・・
これから、『レガベぇ~さん』が出掛けるイベント満載の季節になりますから、
もう、コレ以上延期させる訳には行きません。
空が泣き出さない事を祈りつつ・・・早速、作業を始めましょう。
ボディー全体には、たくさんの鉄粉が付着していました・・・
しかし、今まで複層施工しておいた『グラス・コーティング』のお陰で問題ありません。
濃いめの鉄粉除去剤を吹き付けて反応させます・・・
何度も吹き付けて、しっかり反応させます。
このピンク色の筋状に流れて来ているのが、鉄粉を溶解している証拠。
駅の真下に駐車している為、電車のブレーキ・ダストが降り積もって堆積しています。
ボディーをしっかり洗っても、ザラザラしているなぁ~と感じたら、
大概は鉄粉に因るものだと思ってイイでしょう。
その他、建物の外壁塗装工事での吹き付け作業に因る塗装ミスト事故の場合もあります。
何度も鉄粉除去剤を吹き付けて、徹底的に反応させます。
しっかり『グラス・コーティング』を施工していれば、
塗装面に対するダメージは軽減されていますから、大きな心配は要りません(^^)
ボディー全体ですから、クルマの見栄えとしては、くすんでしまい洗車しても曇った印象に。
さて、この後は『洗車・ヒーリング』で癒やしてあげましょう・・・
鉄粉除去剤を使って、不純物を浮かせて流して終わりじゃありません。
この後は、ポリッシャーを使って鉄粉・不純物を除去して行きます。
下地はしっかり整えておかないと、コーティングの性能を発揮させられませんからね。
鉄粉・不純物を取り去った後の感じです。
ヘンな話し、このまま『コーティング施工完了しました~』って言っても、
疑われない仕上がりになりました。
実際、下地はここまでやらないとダメです。
もちろん、時間も掛かります。
『コーティング施工』は、半日、1日なんかで終わる訳が無い・・・。
『洗車・ヒーリング』の後に、水滴を拭き上げた直後の状態です。
少し輝きが戻って来ました。
みずみずしい感じ・・・。
実車をご覧になって戴けないのが残念ですが・・・(^^;)
もう、新車登録から15年経過した10万km超えの『レガベぇ~さん』です(^^)
そして、コチラのお写真は『磨き工程1』『磨き工程2』を終えた姿です(^^)v
新車にも負けない美肌に復活です。
『磨き』とは言っても、ゴシゴシ磨きません。
表面をサッとなすくる程度・・・今回は新しいコンパウンドを採用して仕上げています。
お天気も大丈夫だったので、大変助かりました・・・(*^^*)
『あれ?スバル車の塗装って、こんなに良かったっけ・・・?』って言われるそうです。
気合いが違うんだよ・・・気合いが。\(^^;)
『壊れても、直して長く乗り続ける!』と言う、オーナーの『たけダスさん』
磨き過ぎると、塗膜は減る。
塗装の膜厚を残して、次に繋げるような仕上げをするのが大きなポイント。
あと10年、15年乗るとしても、工場出荷のオリジナル塗装のままで頑張ってもらう為の
『ボディーメンテナンス』をして行かないとなりません。
このクルマだから『特別』という訳ではありません。
今まで施工して来た『PRO-2』の複層コーティングが、
頑張ってくれていたお陰でココまでになりました。
手抜き作業をしていたら、こんな姿になりません。
私自身も、『レガベぇ~さん』を施工して来た過去を振り返りながら作業をしていました。
この仕事は、時間が経過しないと『良かったのか?悪かったのか?』が見えて来ません。
数年経って、当時作業していた結果が眼の前に現れるんです。
クルマに触れていると、クルマ自体が私に身を委ねているのが分かります。
その時、お互いに信頼しあえるんです。
その安心感の中で、作業が出来るのは有難いものです。
私がイメージした姿になってくれる・・・
さて、今日の作業はここまで・・・
明日は、『PRO-3』をコーティング。
もちろん『レガベぇ~さん』と、オーナーの『たけダスさん』も楽しみにしていると
思いますが、こうして作業をしている自分も、とても楽しみです(*^^*)
またね(^^)/