こんばんは。
あぁ、もう４月に入っちゃいましたね・・・
ここ数ヶ月、忙しくて文章がアタマの中で組み立てられずに今日を迎えています。
今回の覚書きは、３月１日 (日) のお話しです。
前回の覚書きでも書かせて戴きましたが・・・『ちょっと手強い１台』というのが、
以前は、このパールホワイトの『レガベぇさん』に乗られていた【たけダスさん】
今回は、諸事情によりお乗り替えになられました・・・。
１年以上掛けて、キレイに磨き上げ複数層のコーティングを施工させて戴いて来ました。
私が初めて手を掛けたのは、初年度登録から１４年が経過した時でした・・・。
正直、スバルの塗装はお世辞にも品質がイイとは言えません。
しかしながら、磨き込む事で塗装の肌の状態を改善して、コーティング施工した事で、
「アレ？スバルの塗装って・・・こんなに良かったっけ？？」って言われる程に完成した
『レガベぇさん』でした。
たしかに、一番美しい状態を毎日ご覧になられていた【たけダスさん】ですから、
次に掛ける期待は大きかったハズ・・・
毎度のように書いていますが、『今日よりも、明日の１台の完成度を高く』と考え、
【一番最良の技術と感性】で仕上げたクルマをお客様に引き渡したいと想っています。
でも、今回作業させて戴く『レガシィ ツーリングワゴンさん』にあっては、
なかなか、よいインスピレーションが湧かなくて・・・。
正直「コレは絶対だ！」と言える仕上がりに出来る約束が出来そうにありませんでした。
何故か・・・？
それは、作業させて戴く『レガシィ ツーリングワゴンさん』の塗色に引っ掛かる部分があり、
気持ちが入って行かなかったんです・・・。
端的に『ダークブルー』と言ってしまえば、特に何か・・・という事はありませんが・・・
こういうのを見て来てしまうとねぇ・・・(^^;)
いやいや、レクサスの塗装品質と比べている訳ではないんです。
あくまでも、私自身の中では・・・
こんな質感に、仕上げたいんです・・・
それが、今回の『レガシィ ツーリングワゴンさん』を施工するにあたっては、
イメージが湧かない・・・
そんな中、お約束していた３月１日 (日) を迎えました・・・。
結局・・・イメージも湧かず(ーー；) どうしよう・・・。
もう、ぶっつけ本番でヤルしか無い・・・
ごめんなさい・・・手を掛ける前のお写真を取り忘れました・・・。
まぁ、それだけアタマがいっぱいだった・・・という事でご勘弁下さい ｍ(＿)ｍ
作業は、全体では無く部分的に進めて行きました。
『ボンネット・フード』と、『ルーフ面』だけという事で。
今回の作業に掛けられる時間は２日間・・・
どこまでやれば、どんな風に仕上がるのかを確認しながら進めて行きました。
自分が想っていたより、作業に集中出来ましたし、仕上がりもバッチリでした・・・(^^)ｖ
少しエンジンが掛かったようで、『フロント・フェンダー、バンパー部』も作業しまして、
『ＰＲＯ－３』を施工しました・・・下のお写真はコーティング塗り込んだ後、乾燥待ち。
さてさて・・・どんな風に仕上がってくれているかなぁ・・・。
乾燥後・・・『ボンネット・フード』の先端を拭き上げて・・・
うん、案ずるより産むが易し って言うところでしょうか(笑)
丁寧に磨き上げましたからね・・・。
３ｍ程離れて、１枚・・・。
コーティングの余剰成分を拭き上げた『フロント・フェンダー部』が、瑞々しいです・・・。
『フロント・バンパー先端』は、まだ拭き上げていません・・・。
お写真だと、質感が落ちてしまうのが残念です・・・。
はい、今日はココまで。
この質感なら、期待に応えられそうです・・・(^^;)ゞ
『１２年落ちで、新車１年、２年落ち位の質感に戻せたならＯＫだよぉ・・・』と、
喜んで下さいました(^^)
あとは、翌日を１日を挟んで、明後日２日目の作業です。
『ルーフ面』も、引っ掻き傷等ありましたが、キレイに仕上がりました。
残ってしまう深い傷もありましたが、この先の寿命を考えて、深く追ってのゴリゴリ磨きは
一切しませんでした・・・。
今後の『磨きしろ』を残しておかないと、次回磨けなくなってしまい、
再塗装になってしまいますからね。
今日のノルマは達成しました・・・
今日の作業が無事に終わりました・・・。
しかし、１年以上掛かって、仕上げた状態と同じようにしなければならないと反省すると、
５年前と比べて・・・相当、技術に差がついたなぁ・・・と感じました。
そして・・・安堵の心持ちで、夕食を戴きました(合掌)
ごちそうさまでした・・・(^^)
さて、次回３月６日 (金) で完成する予定です・・・
今回の作業で、クルマとのチューニングを合わせられたので、安心しました・・・。
ただ、作業をすれば良い・・・そういう手の掛け方は、私には出来ないんです。
自分の心が入っていないと、どうしても・・・。
きっと、ご依頼戴けるお客様も、私の『感性』を重視していると想うから・・・。
またね(^^)/
