裏メニューの、ご注文を戴きました・・・。(第1話)

こんばんは。

お陰様を持ちまして・・・肺炎の症状は、ほぼ治まりつつあります。

結構強いクスリを飲んでいますから、早く治って欲しい気持ちもあります・・・。

今は、かなりの期間お仕事が出来なかった分を取り返すのに、躍起になっています(^^;)ゞ

今回の覚書きは、11月18日 (月)から、22日 (金) までお預かりしていた

『MAZDA3 さん』のお話しです・・・。

まずは、コチラをご覧下さい・・・。

レクサスES300hタクシー ビューコート【PRO-2・PRO-3】の合わせ技。

コレは、『影武者』に試験施工していた『PRO-2』と『PRO-3』の重ね掛けを

実用化施工した『レクサス ES300hタクシーさん』の完成動画です。

『PRO-3』だけを施工した状態よりも、さらに輝きの中に『深み』と『奥行き』が

出てくれるという手法の『裏メニュー』的な『グラス・コーティング施工』です。

今回お預かりした『MAZDA3 さん』

オーナーさん曰く、「あの動画にアップしていた【レクサスタクシー】と同じように・・・」

あの『合わせ技』で仕上げて欲しい・・・というご要望で入庫されました。

11月18日 (月) の夕方お預かりしまして、

その後に降った雨の影響もあり、翌19日 (火) のお昼頃から作業開始です。

まだ、走行距離は2,800km台ですが、完全な新車では無いので、

下地をキレイに整えて行きます・・・。

『鉄粉除去作業』した後、細かい部分の汚れをキレイに洗い流して行きます。

やはり、手を掛けて行くとドンドン、キレイになって行きます。

ボディーに覆い被さっている水の膜が、コーティング完成後の姿を予感させます・・・。

私のところに来るクルマで、『赤色』は珍しいですね。

過去を振り返れば、1、2台は有ったと思いますが、記憶に薄いぐらいです。

しっかり濯いで、洗剤の余剰成分を流しておかないと『シミ』や『ムラ』の

原因になりますからね・・・。

元々、この『ソウルレッドクリスタルメタリック』という塗色に関しては、

以前から興味がありました・・・。

ここ最近、各メーカーさんは『塗装』に対して、自社の個性を発揮して来ましたからね。

『洗車・ヒーリング』した後の水分を拭き上げて、これから磨き作業に入ります・・・。

どんな塗装であっても、私自身が今まで体得して来た技術が、何処まで通用するか・・・?

試してみたい気持ちもあります・・・ある意味、勝負ですね・・・。

作業中に、当初考えていた手法を急に変える事もあります。

使う道具類『コンパウンド』や『バフ』、『ポリッシャー』・・・そして磨き方をも。

私が手を掛けたクルマに、『筆頭与力ならでは・・・』という特徴が出てしまう秘密を、

ちょっと、教えちゃいましょう・・・。

作業してるのは、私だけではなく、もう1人存在します。

アタマの中を真っ白にしておかないと、

自分の後ろに居る『その人』のアドバイスを受信出来ない訳・・・。

別に、『何を使いなさい』『こうしなさい』という指示をもらっているのでは無く、

完成した時の『美』のサンプルを見せてもらう・感じさせてもらっているんですね・・・。

それは『色合い』であったり、『ぬくもり』であったり・・・漠然としたモノ。

その『心』に流れて来た『サンプル』を現車に投影して、完成させている流れです。

なので、『アタマ』では何も考えていません。

まさに、『心のまま』

もちろん、クルマ自身からも声をもらう事もあります・・・どんな姿になりたいか。をね。

磨き終わった『ボンネット・フード』です。

ただ、眼で見て「キレイになった・・・」じゃなくて、

『心』が納得しないと、ダメなんです・・・。

一応、お断りしておきますが・・・

今、書いているのは私の『私感』ですから、他の『磨き屋さん・コーティング屋さん』が

全員という訳ではありません・・・。

いつも言っている通り、『感性』がすべて・・・。

第六感を剥き出しにして、このお仕事をしている人は、なかなか居ないようです・・・。

たぶん、動画にアップした1台1台に、何かを感じて訪ねて来て下さったお客様には、

必ず、伝わると想います・・・。

毎度の事ながら、大病した後から施工して完成したクルマの精度が、

パワーアップするのは恒例・・・。

もしかしたら・・・前回施工した『新型セレナさん』にしても、

私自身の感度が、一番良い時に来てくれたみたいね・・・(^^)

キレイに磨いている時、呼吸するのも忘れる・・・。

『塗膜研磨時無呼吸症候群』(笑)

ベンツ・BMW・レクサス・・・高級車に引けを取らない姿にしてあげる・・・(^^)

うん、コレは・・・行けそうだね。

そんな感じ・・・しない?

磨けるところ、すべて磨いた・・・。

第1の『下ごしらえ』が完了しました・・・。

この後、『PRO-2』を塗り込んで行きますが、その前に『脱脂』して、

コーティング剤の食い付きをよくしてあげます・・・。

『脱脂』後に、まず車体全体に『PRO-2』を塗り込んで、1時間乾燥させてあげてから、

『ボンネット・フード』エッジの部分を拭き上げてみました・・・。

コレが、『PRO-2』の輝きね。

このまま・・・じっくり、乾燥させて熟成させます。

『ハム』や『焼豚』と同じです・・・じっくり熟成させるから『薫り・味わい』が深くなる。

クルマなら『塗色の深み』、クルマ全体から湧き出る『色気』になります・・・。

通常は『PRO-2』も、れっきとした『グラス・コーティング』ですから、

コレでも、非常に良い仕上がりになるんですが・・・

贅沢にも、この『PRO-2』自身の仕上がりも、下地にしてしまうという・・・\(^^;)

さて、この『ソウルレッドクリスタルメタリック』 どんな輝きを発するんでしょう?

明日は、晴れるみたいだから、イイ仕上がりになりそう・・・。

またね(^^)/


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