皆で、生きる・・・。第4話

こんばんは。

クルマの事以外で、ブログを書くのも悪くないなぁ・・・なんて想うようになりました。

昔、クルマのCM中で『人は皆、自分の物語を持っている。』という言葉を聞きました。

その当時は、私自身が子供だった事もあり、深く考える事もありませんでしたが、

今40歳を過ぎ、改めて『感慨深いな・・・』と、雪が深深と降り積もるかのように、

心の大地に沁みて来ます・・・。

それは、きっと・・・沢山の人達に出会って、嬉しい・楽しい出会いがあったり、

悲しい・想い出したくも無い別れを経験して来たからなんだろうな・・・と思います。

また、これから先の人生、あと36年間・・・同じでしょう。

私は、『楽しい・嬉しい』よりも、『悲しい』に対して、しっかり向き合える人で居たいと、

いつも想っています。

別に『快楽』感情が悪いと言うのではなく、

『悲しい・切ない』中に、自身を成長させる秘密があると感じるんですよね・・・。

結局、時代が変わって、また変わっても・・・修行僧のまんまなんですね 私は。

前回の第3話では、『僧侶』として生きた私のお話しをさせて戴きました。

じつは今生に於いて、当時別れてしまった『彼女』と再会する事が出来たんです。

それが、みん友さんの『パクパク…さん』なんですよ。

早いもので・・・もう、3年のお付き合いになります。

『パクパク…さん』は日本人ではなく、マレーシア人です。

留学生として来日、現在は日本に支社がある外資企業でお仕事をしています・・・

どうやら、過去の記憶の里帰りという意味もあり、この日本にやって来たそうです。

そんな中、再会する事が出来た訳です。

時計の針を、約500年前の『あの時』に戻してくれたんでしょう・・・きっと。

知り合ったのは、2014年7月中旬の事でした。

連絡を取り始めてからすぐ、『パクパク…さん』はアメリカへ出張する事になり、

『飛行機』や『海外渡航』に対して、懐疑的な私は深く心配していました。

そんな私に、「心配しないでイイよ」という意味で送ってくれたお仕事中の

お写真がコチラです。

もちろん、このお写真は、何気ない日常風景のつもりで、撮ったモノなんでしょうが・・・

私にとっては、当時別れてしまった『彼女の後ろ姿』を想い出させる1枚になったんです。

場所、着衣は当然違いますが、この後ろ姿・・・見覚えあり。

断片的ではありますが、『僧侶』だった当時の事を、徐々に想い出して来たんです。

茶色の袈裟を着ていた姿の自分、白檀のお念珠を握っていた時の感触・・・

『正座して、鏡台の前に座る髪の長い彼女、朱色の着物を着ていて・・・。』

「あぁ、オレはこの人を捨ててしまったんだ・・・」

静かな後悔に、深く心を抉られました・・・。

人々の幸せを願い、過去を贖いながら『即身仏』になった自分・・・

きっと、表には出さず・・・最期まで彼女を心配し、合わせる顔も無いと

手を合わせ、念仏で詫びながら、涙を流していたかも知れません・・・。

『人、1人・・・女性を幸せに出来ませんでした・・・。』

2014年8月にアメリカ出張、この時はまだメールだけのやりとりで、

まだ『パクパク…さん』にお会いしていませんでした。

そして、実際に初めてお会いしたのは、アメリカ出張から帰国した後、

2014年9月28日(日)の事でした・・・。

再会するまでに、約500年近く掛かりました。

『一期一会』という言葉がありますが・・・

こうして、また会うまで、会えるまでの時間を考えたら、

自分の近くに居てくれる大切な人は、大事にしておくべきだと思いますよ・・・。

今、あなたの隣に居る大切な人・・・

会えるのは今日で最期、次に会えるのが500年後だとしたら、

たくさん、お話ししたり・・・

たくさん、ふれ合い・・・

たくさん、見つめてあげた方がイイ・・・。

『儚(はかな)い』とは、文字通り人が夢を見ること。

今、大切な人と一緒に居られるのは、『夢』のようなお話し。

そう、『夢』は薄くて柔らかい『紙』のようなもの。

『夢』という、『薄くて柔らかい紙』で大切な人を包んであげよう・・・。

「あぁ、これは今しか見られない『夢』なんだ・・・」と心底気付いた時、

あなたは、誰かを包む以上に『包まれる人』になるのかも知れない・・・。

『皆で、生きる・・・。』第5話に続きます。

次回は、いよいよ『あの人』が登場します(^^)v

お楽しみに・・・。

またね(^^)/


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