皆で、生きる・・・。第3話

こんばんは。

『皆で、生きる・・・。』シリーズ第3話になります・・・。

面白い話だ・・・と思う人、何を言ってんだぁ?と思う人・・・それぞれだと思います。

それで良いんです・・・それで。

コレは、私自身の『魂と心』の記憶を辿っている歴史のお話しですから。

この事を書きながら、自分自身の整理整頓をしているんですけどね・・・。

そうであっても、朝・夕の通勤時間の暇つぶしになってくれたら、とても嬉しいです(^^;)ゞ

さて、お話しに入りましょう・・・

前回のお話しでは、婚約者を置いて『事故死』してしまった私・・・。

状況、風景等を克明に教えてくれました。

もっと、自分の過去を知りたくなった私・・・。

もし、忘れているなら・・・切っ掛けを貰えれば、きっと思い出せるんじゃないか?

そんな風に思えて来たので、またお会いしてお話しを伺う事にしました。

でも、ヘンですね・・・自分の事を他人に聞くなんて(笑)

『与力ちゃん、それを知ってどうする・・・?』 と、言われる事があります。

私は、何処の宗教に属する事もありません。

ただ、両親の系統から『仏教』であります

信じているのは、『輪廻転生』

この世が修行の場で、あの世が本当の故郷ならば、今出来る限りの事を尽くして

魂を磨きたい・・・ただそれだけです。

それには、自分が生まれて来ている『意味』を理解しなければ、自身の成長は無い。

何故、この困難にぶつかったのか? 何故、この人と一緒に居るのか?

何故、何故・・・ホント沢山(^^;)

自分の弱点を克服する為に、どんなヒントがあるのか。

他人は、どうでもイイのです・・・比べる必要はありません。

1人1人、進むべき道は違うんですから。

鉄道と一緒・・・他人の人生と乗り入れてみたり、単線や複線に入ったり。

また別れて、何処かの駅で再会したり、疲れて留置線で休んだりと・・・。

この世にある『人間が作り出したモノ全て、学習材料。』

人生どんな道を選んでも、『正しい答え』はありません。

ただ自分の最期を迎える時・・・『温かいお布団の中で死ぬか』

『病気で苦しみながら死ぬか』『誰かの為に死ぬか』『誰かに殺されるか』

『自殺を選ぶか』・・・等々

全ての人を大切にして、モノにも命があると考え、努力した結果が

最期の最期で『自分が納得出来る良い最期を迎える方法なんだろう。』と思う。

『あぁ、この人達に看取られて、本当に良かった・・・ありがとう。』

どんなに苦労しても、この言葉を遺して帰りたいものです・・・。

子供の頃から『自殺』について考えている・・・。

この『自殺』というのは、動物の中でも人間だけが持っている

宗教を超えた今生唯一の『最終自己防衛』なんだろうと考えています。

神仏の世界、どの宗教も『自殺』は共通のタブーですが、

神が人間を作ったのであれば、『自殺する』という思考回路を

元々植え込む必要は無いでしょう。

今までに、犬や猫、ニワトリが自殺した話しなんて聞いた事が無い。

ここには書き切れない膨大な考えが、自分のアタマの中を支配している。

これから先、書いて行くお話の中で、幾つかの疑問が生じて来る。

自分の事に限ってですが、最近納得する結果に繋がったので、

疑問を昇華する事が出来た気がします・・・。

時代背景に伴う『大我の生き方での自殺』『小我の生き方での自殺』

この2つが鍵になりました。

そう、その行為に『愛』があるか?

いろいろな角度から考えると、素直に自分をコントロールする事が出来ようになる。

自分自身をコントロール出来無ければ、相手をコントロールする事なんか出来っこない。

それは、運転する自分がしっかりしていなければ、クルマもしっかり走ってくれないのと一緒

この事を踏まえて、また、1年近く経った後・・・

『ユーリ先生』に会う日がやって来ました。

今回は2回目の鑑定です。

ここでは、今の私から2代前の私を飛ばして、3代前の自分に戻ります。

時は、戦国時代の日本に生きていた私へ・・・。

当時の私と関係があった人達は、今生でもお付き合いがあります。

分かっているだけでも、20人近く・・・。

中には、『みんカラ』でお知り合いになった方も、いらっしゃいます(^^)

でも殆どは、私が今住んでいるご近所さん・・・。

ユーリ先生に見えた私は、その当時『お寺へ奉公』している人だったそうです。

『前世1人目のレーサー』だった時のように、恋人でお付き合いしている女性もいました。

そんな私達の前に、『2人が一緒になって面倒をみて欲しい』という男の子が居たそうです。

両親を亡くし、1人ぼっちになってしまい、里子に出された男の子。

私の性格からすると、きっと親代わりに面倒をみたかったはず。

でも、断腸の想いで、そのお話しを固くお断りしたそうです。

何故なら、私は出家(僧侶になる)の道を選んでいたから・・・。

しかし、その時代の僧侶は、結婚して家庭を持つ事が許されなかったんですね。

仕方ありません・・・そういう時代だったんです。

結局、恋人と一緒になる事をやめて、私は僧侶になった。

当時は、戦国時代・・・合戦に敗れ、逃げて来た落武者達が、

『家、食料、酒、女』を求めて、村荒らしに来る事が多かった。

そんな状態から人々を救いたかったらしく、今現在、私が住んでいるこの土地で、

説法を唱え、揉め事の仲裁に入り、布教活動や亡くなった方の供養をし・・・

僧侶の職を勤めたとの事・・・。

その後の晩年、今まで住んでいた土地を離れ、また別の土地へ移ったそうです。

自分自身のお役目が終わったと悟り、座禅を組んだまま即身仏となって、

この世を去って行った・・・。

その姿は、未だ日本の何処かに残っているらしい。

そう、贅沢な事に・・・私はこの世で2つの身体を持っているんですね。

そのお話しを聞いてから・・・

ホントかな?と思いつつ、お経本を手に入れてみようと、

突発的でしたが、後日・・・ウチの近所のお寺へ出掛けてみました。

11件あるうちの1件に伺ってみたんですが、ツナギ姿でお邪魔してお声掛けしたところ、

ご住職様が出て来られました・・・

私 『ご免下さい・・・お経本を購入したいと思いまして、お伺い申し上げました。』

ご住職様『私達住職が読むので良いのかな?』と、

朱色でとても豪華そうなお経本を、本堂の方から持って来て下さいました・・・。

私 『いえいえ・・・普通の一般的なお経本で結構ですから』 \(^^;)ゞ焦りましたよ。

再び、本堂の奥へ消えて行かれ、一般読み上げで使うお経本を持って来て下さいました。

私 『申し訳ございません・・・お幾らでしょうか?』

ご住職様 『あぁ、結構ですよ・・・差し上げます お持ち下さい・・・。』

こんなやりとりで、お経本を戴いて来ました・・・

でも・・・なんで『住職仕様で良いのかな?』なんて言ったんだろう?

今まで、お経なんて読んだ事ありません・・・中身を見ると、漢字だらけ。

昔の自分は、コレを読んでいたのか・・・?

『なんだ?』なんて思いつつも、目を通し辿々しいながらも、読んでみる事にしました。

徐々に読んで行くと・・・

今まで通った事がある道を、辿るようにアタマに思い浮かんで来ました。

まさに【感覚】と【感性】なんですね。

1週間で、『浄土宗信徒日常勤行式』丸暗記です。

『あぁ、そうそう・・・こんな感じだ・・・。』

今回も、自分のルーツを辿る旅に出た感じでしたよ。

2人目の私と出会える事が出来ました・・・。

昔、むかし・・・私が小学校2年生の時、母から『お前、お坊さんになったらどうだ?』と、

言われた事を思い出した。

私の何処かに、その『素性』があったのかも知れない・・・。

じつは、どうしても分からない事がありまして・・・

後日『ユーリ先生』に伺った事がありました。

それは、私の妹の子供(次男)の事です。

私・・・その子の事が気になるのと同時に、彼が実家へ来て一緒に遊んでいると、

悲しくなってくる・・・涙が出て来る。 いつも、いつも・・・。

遊んでいる時は、我慢出来ても・・・私1人クルマを運転して帰ると泣けて来る・・・。

『可哀想だ・・・』という訳では無く、なんか『申し訳ない気持ち』が強いんです。

その答えを『ユーリ先生』が教えてくれました。

『そうですか、その子はあの時、与力さんの所へ里子に来た男の子ですよ・・・。

今生、ホントは与力さんの所へ生まれて来たかったんだけど、

与力さんが、いつ結婚するか分からないし、自分がいつ生まれて来れるか分からないでしょ?

だから、妹さんの所へ生まれて、彼は与力さんの傍に来たんですよ。』

そうか、こんな自分を『父親にしたい』そんな風に想ってくれてたんだ・・・。

ごめんよ・・・本当に、ごめんよ。

でも、本当の親子みたいに顔が似ているのは、私にとっては『小さな幸せ』に想う・・・。

さて、そうなると・・・

出家する為に、結婚する事を諦めた当時の『彼女』は今、何処にいるんだろう・・・?

しかし1つだけ、思い出した事がある・・・

『彼女』の後ろ姿・・・何の手掛かりにもならないが、思い出せる時が来るだろう。

いずれにしても、私は・・・また当時の『彼女』に悪い事をしてしまったんですね。

何やってんだろう・・・本当、女性に失礼な奴だ・・・オレは。

次回、『皆で、生きる・・・。』第4話に続きます・・・。

またね(^^)/


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